エアコン配管化粧カバー取付工事
どのような感じになり、どのようなメリットがあるのでしょう?
- 化粧テープ仕上げ(エアコンの配管、排水、電線を巻く)に比べ、見栄えがいい。
- 化粧テープが経年劣化でボロボロになりずらい。
- カラーも選べ、建物の外観を損なわない。
- 断熱効果が少々上がる。など
最近では、新築の建物にはかななりご利用が増えております。
化粧カバーメーカー、種類
メーカーは、有名なところでは因幡電機産業でしょう。他、パナソニック、ミライ、関東器材等があります。他社と互換性のあるなしもございます。
因幡電機産業で簡単にご説明させて頂きます。屋外用、屋内用に分類されており、カラーや施工に必要な接続部品などがかなり豊富に揃っています。
屋外用
SDシリーズ
サイズは、66・77・140となります。
一般のご家庭用のエアコンですと、66か77シリーズを使用します。ダイキンのうるるとさららなど換気ホースがあるものや、入る配管、電線の数、ドレンなどによりサイズを選定します。
LDシリーズ
サイズは、70・90となります。
70,90
色
白、アイボリー、黒、グレー
化粧カバーは、各パーツを組み合わせ配管の、長さや曲がりに合わせて設置します。
長さに合わせ、専用のダクトカッターで切断して使用します。
施工後に、周囲にコーキングなどの後処理を行います。
ウォールコーナー換気機能付きのエアコンに使用します。
ダクト同士を繋ぎ合わせる時に使用。
エンド(末端)として使われる場合もあり。
配管の曲がりに合わせて使用します。
その他、換気エアコン用ウォールコーナーや立面90°など、いろいろあります。
エアコン工事屋さんは、配管に合わせて適材適所にパーツを組み合わせ施工します。
室内化粧カバー
MDシリーズ
サイズ
75
85
室内用としつ作られている為、ビスなどが出る事がなく綺麗に仕上がります。屋内化粧カバーに比べ、割高です。最近は、換気ホースなどが付いたエアコンもあり、ダクト内スペースも余裕があるMDシリーズは施工もしやすいです。
マンションなどでは、かなり取り付けられております。梁(壁の出っ張り)があるところにエアコン室外機を取り付ける事が多く、その場合は、配管露出部材が長くなり見栄えが悪い様です。
化粧カバー施工に関して。
室内化粧カバーの取り付けは、それなりの技術とセンスが必要かと思います。距離のない配管を数か所曲げるのはやはり大変です。特に2分4分配管ですと収まりが悪い事も。数年、エアコン工事に携わっていますと、配管の潰れや排水の傾斜など考慮して施工しています。
材料は金額的にあまりかかりませんが、やはり技術料です。
カバーをしてしまえば、配管が潰れていたりする事も確認できません。
正直なところかなり、潰れている配管を見ました。エアコン工事専門ならプロ意識は欲しいですね。
エアコン 化粧カバー工事の料金
屋外用
SD77仕様迄
ウォールコーナー・ダクト2m迄・エンドの3点セット
¥7,000-
屋内用
MD75仕様
ウォールコーナー・平面コーナー・ダクト2m迄の3点セット
¥9,000-