エアコン室外機設置工事について
設置条件
下記は、一般的な設置条件です。
詳細につきましては、メーカーにお問い合わせ下さい。
エアコンの室外機は、30キロ以上(機種により異なります)あり、ベランダや室外機置場など、この重量に耐えられる構造が必要です。
雨や直射日光が当たりずらく、風通しの良い場所。夏場など、外気温も上がりますと、熱効率にかなり差がでます。
騒音、振動が響かない、又、迷惑にならない位置。室外機の動作音は、昼間はあまり気になりませんが、夜間、深夜などは気になり方も多くいらっしゃいます。
- 冷風、温風がファンより排出されても、迷惑にならない場所。
- プロパンガスボンベ付近や、アンテナ、受信機などから影響を受けない、又、及ぼさない距離。
- 排出が出ても問題がない場所、又、スムーズに排水できること。
- 悪臭および有毒ガスが発生していない場所。
- 油・蒸気・油煙が発生しない場所。
- エアコン室外機設置スペース。
- 各メーカーでは、エアコン室外機の前後左右、上について寸法があります。
- メーカーの据付説明書などをご参考下さい。
メーカーの据付説明書などをご参考下さい。
実際の工事では、いろいろな設置場所がございます。経験豊富なエアコン工房スタッフまで室外機設置の際はご相談下さい。
エアコン室外機の設置方法
室外機の設置は、金具を使用する場合や地面に置く場合などいろいろな用途に合わせ工事いたします。
大地、地面置き
室外機にプラロックを付け、大地、地面に設置します。
壁面設置
専用の壁面金具があります。この壁面金具を建物にしっかりと固定し、この金具の上に室外機を設置します。室外機のサイズ、重量により金具選定も必要です。
金具の固定は、建物の構造を理解する必要があります。まったく固定ビスが効かな場所にビスを止めても落下原因になります。
コンクリートなら、アンカーを打ち込む、ALCなら専用のALCアンカーやかなりの重量がある場合は、その他の固定方法を用いるなど経験も必要になります。
天井吊り(公団吊り)
マンションなどのベランダ上部よく見かけます。アンカー4本に室外機専用の吊り金具を取り付け、室外機を設置します。
※エアコン工房では、アンカー4本施工済みの場合のみ工事を承ります。
屋根置き
屋根の上に屋根置き金具を取り付け、室外機を設置します。
この金具は、傾斜角度も調整可能。
転落防止措置を講じる必要があります。
高所作業になる為、工事には十分な注意を払い設置工事を行います。
二段置き
室外機を設置するスペースか少ない場合や、スペースを有効に活用される場合に使用されます。
室外機設置工事で、実際にあった事などご紹介します。
エアコンの冷房が効かない!
室外機の正面に、同じ方向を向いた室外機。正面にある室外機はたまりません。温風をもろに吸い込み、熱交換ができません。このような設置をするエアコン工事屋さんもいるのです。
室外機の位置を変え、問題なく冷房運転ができました。
室外機落下!
5階建、屋上にルームエアコンの室外機を普通に置いてあったら、台風で落下、配管でかろうじて地上まで落下せずに宙ぶらりんの状況。
室外機設置の際、転倒防止などの措置をすればこのような事はなかったはずです。
冷房運転が出来ない!
エアコン本体は故障してない。リフォームの際、室外機周りを全て囲ってあり高圧カットで停止。リフォーム屋さんが、回りの囲いを取り除き、問題なく運転。
その他、飲食店の換気扇の真下に室外機があったり、潮風が、直接あたる場合に塩害対策されてない室外機があり、アルミフィンが腐食状態。
神奈川、東京、ほか愛知、大阪でエアコン室外機の設置については、知識、経験豊富なエアコン工房にご相談下さいませ。